健康で快適な省エネ住宅を建てるためのチェックリスト


断熱性の高い家:・温度変化の少ない家→脳卒中や冷え性を防ぎ年中快適な温度
           ・冷暖房コストの逓減
 

熱損失係数 Q= 1.9w/m2k以下を目指す
温暖多湿地では発泡樹脂系の断熱材を活用する
壁・天井・床の全てを抜かりなく断熱施工
樹脂サッシか木製サッシ・12mm以上の空気層を持つペアガラスの採用
断熱ドアの採用

気密性の高い家:外気の湿気の侵入を防ぐ→ダニやカビの発生を防ぎアトピーや喘息に効果がある・リュウマチが軽くなるすきま風を防ぎ,熱の損失をなくす・風の影響を受けないので,換気システムが効率よく働く 
一戸一戸,気密測定を行う。
隙間相当面積 C=1cm2/m2以下を目指す。
木軸パネル併用住宅や2×4・RC造が優れている
台所などの換気扇の気密性にも配慮
遮熱対策を取る:冷房に頼らなくとも涼しくなる家を造る・夏季の冷房費の逓減
窓にひさしを付ける
スダレ・植栽・オーニングの活用
熱反射タイプでない窓ガラスは冬季の日射取得の面では有利だが夏季は遮熱対策が必要
換気システムの優れた家:新鮮な空気→化学物質過敏症などのシックハウスを防ぐ 
現時点ではダクトレスのワンウェイ方式(第一種と第三種がある)がベスト
熱交換型は臭気対策とメンテナンスに注意
蓄熱性の高い家:温度変化の少ない家になる(これもバリアフリーの一つ) 
石膏ボードなどの内装材を蓄熱材として意識的に使う。
良い暖房器具の設置・密閉型が必須条件:室内空気を汚染しないため 
パネルヒーター・床暖房・FF式ヒーター・蓄熱式電気暖房器具などが優れている
床暖房は体温以上に温度を上げ過ぎないこと
エアコン暖房は乾燥感が強い
良い冷房器具の設置:温度を下げる能力と共に,湿度を下げる能力が重要
          湿度が低いと,温度が高めでも涼しく感じる→冷房病を防ぐ
熱リサイクル方式(再加熱方式)のエアコンが必須
夏のエアコンの設定温度は28℃以上,相対湿度は50%が理想的
除湿器は騒音が大きく水捨てが面倒
木造の家:健康や寿命,精神に良い影響があると言われている 
木造は鉄骨造や鉄筋コンクリート造よりもストレスを与えないと言われている
内装材は一般的に木などの自然素材が安らぎを与える
正確な温度計と湿度計の常備:健康的な温度,湿度環境を保つために 
アスマン通風乾湿計がベスト
ダイヤル式・デジタル式湿度計は不正確な物も多い
加湿に付いては正確な湿度計で測定してから行うこと

肌の乾燥には馬油(バーユ)や保湿クリームなどで対処するとよい
加湿方法としては加湿器よりも濡れタオルなどを干すのが安全
良い内装材の選定:健康に対する影響が大きい,シックハウスの原因の一つ
一般的に自然素材の安全性は高いが例外もあるので,個々の部材に付いての検証が必要
合成材でもホルムアルデヒドなどのVOC濃度のとても低いものもある
耐久性のある建材
ステンレスやアルミ,焼き瓦の耐久性は大
外壁材はアルミ・タイル・煉瓦調・セラミック系のものが優れている

内装材は無垢材が優れている
安全で拡張性のある間取り:高齢化に対処する
バリアフリーの工夫
部屋はなるべくオープンに造り,仕切りは後から付加する
廊下,階段は広めに設計
手すりを設置するか,後の設置に備えて壁を補強しておく
静かな家:ストレスを減らす 
高気密住宅は外部の音の侵入は少ない
内部の騒音に対してはジュウタンや吸音ボードなどの吸音材を活用する
耐震性:人命・経済に大きく係わる要素 
軟弱地では地盤改良を行うか,鉄筋入りのベタ基礎にする
パネル併用か,2×4が優れている                       
構造計算をするのが望ましい
良質の金具の併用(ホールダウン金物・ハリケーンタイ等)
免震装置は理想的
環境に優しい家:建材製造のエネルギーコストに注意 
木造がベスト,木は再生する
鉄骨やアルミ建材は製造エネルギーコストが大
内断熱工法(充填断熱工法)と外断熱工法の得失を考慮に入れること
木造の外断熱工法は構造体の影響が強く,シックハウスが懸念される場合がある(詳しくは得失表を参照)